市販の消臭剤と消臭方法など徹底比較
消臭剤の種類と特徴
系統(種類) 消臭方法 特徴と欠点 人体に与える影響
塩素系
化学消臭剤
殺菌による消臭 散布されて範囲の悪臭発生菌は瞬間的に死滅し消臭されるが。薬剤効果飛散後は抑える側の善玉菌も死滅している為、散布前にも増して悪臭発生菌が増殖。したがって常時散布が必要になる。 直接肌にかかると炎症を起こす可能性がある。
吸引した場合、人体への危険性も考えられる。
オゾン オゾンの酸化ガスにより菌の表皮を破壊、殺菌
善玉菌・悪玉菌どちらも殺菌
散布範囲内の浮遊菌の殺菌、防カビに効果は高い。病院・食品工場などでの使用例が多い。しかし、善玉菌も殺菌することや金属、機械等の酸化、劣化を招く性質があり問題点もある。 オゾン特有の臭いがあり、低濃度での使用は人体に影響は無いといわれている。長時間の吸引は人体に影響あり。
次亜塩素酸 塩素による殺菌
善玉菌・悪玉菌どちらも殺菌
食品添加物に指定されているため安全というが殺菌剤・漂白剤の化学成分であり、実際には人体に有毒と言えます。 次亜塩素酸ソーダは飲水できません。
光触媒 酸化チタンに光線が当たることにより発生する酸化ガスにより菌の表皮を破壊、殺菌
善玉菌・悪玉菌どちらも殺菌
強力な酸化ガスではないので金属、機械等の酸化、劣化を招く影響は低いといわれている。空気の流動により効果範囲は広いが善玉菌のいない環境を促進する点で問題があります。 人体に影響は無いと言われています。
植物エキス 植物のエキスにより臭いの分子をマスキングする事により消臭。 手軽に使用でき、市販されているほとんどの商品はこのタイプである。植物エキスそのものに臭いがあり、芳香剤を混入している場合が多い。
植物の殺菌力による善悪問わずの殺菌である。使用する場所により噴霧した植物エキスが酸化しダニや腐敗菌の餌となるなど広く使用されている割に欠点が多い。
肌にかかった場合は、使用されている植物によっては影響がある。混入されている芳香成分の害も無視できない。
納豆菌 納豆菌が生産した酵素により臭いの分子を無臭化、悪臭の発生菌の増殖を抑え消臭 種菌の組み合わせ、餌、培養日数、温度等の違いにより製品の力に大きな差が出てしまいます。
納豆菌だけが生産する酵素の力であり、強烈に増殖した悪臭発生菌に対応するのは難しいと考えられます。
培養後に精製された物であれば問題無し。
バイオ活性水
(きらら等)
乳酸菌・酵母菌。放線菌などが生産した酵素(マイナス)により臭いの分子(プラス)を無臭化
同時に悪臭発生菌の増殖を抑え、善玉菌の増殖による効果で持続性がある。
バイオ活性水は腐敗した牛の尿を河川に流し込めるまで無害の状態にすることで北海道の自然環境を守ることを目的に生産されたものです。
乳酸菌・酵母菌・放線菌に代表される有用菌20余種を特殊な方法で醗酵、培養したものでこれらの有用菌が生産した酵素は優れた抗菌活性力と抗酸化力を有しています。
有用菌(善玉菌)と有害菌(悪玉菌)の生存競争を利用し有用菌を増加させ有害菌を制圧する事により悪臭の元となる有害菌を滅菌し消臭・抗菌効果があります。
有機性の臭いにのみ何脳します反応します。化粧品や芳香剤など人工的に作った科学的な臭いには効果はありません。
培養後に精製されており、ペットや家畜に飲用させても問題ありません。
目に入った場合、皮膚に触れた場合、誤って口に入った場合いずれも人体に影響はありません。
極めて安全な消臭剤といえます。